地域振興局からのお知らせ
魚沼地域版

雪の中で芽吹く山菜を召し上がれ 〜高い評価の魚沼の山菜〜

かつて山菜は山の恵みとして採ってくるものでした。魚沼市での山菜栽培は、今から約30年前に堀之内地区のユリ切花生産者が、「たらの芽」の促成栽培を始めたのがきっかけで、現在では、「うるい」、「ふきのとう」も導入され、魚沼市全域で栽培されています。
山菜と言えば雪解け後の「春の味」としてイメージされるかと思いますが、冬の間、施設内で促成栽培を行うことで、天然ものより早く出荷することができます。12月中旬頃から収穫が始まり、2月以降、出荷のピークを迎え農家の冬の安定した収入源になっています。
施設での適切な温度管理により、計画的な出荷に取り組んでいることが、市場評価が高い理由 です。旬を先取りした春を感じさせる食材として、大都市圏の料亭などで利用されています。

左から「たらの芽J 「うるい」「ふきのとう」

3種類の山菜

魚沼地域で栽培されている山菜は、「うるい(ギボウシ)」、「ふきのとう」、「たらの芽(タラノキ)」の3種類あります。山菜は春から秋の間は畑で栽培され、晩秋になると「うるい」と「ふきのとう」は株ごと堀り上げられ、「たらの芽」は枝を切り取ります。それらの株や枝は冷暗所で保管され、順次ビニールハウスや作業小屋などに出庫し栽培され、出てきた新芽を収穫しています。

うるい

県の補助事業を活用し、7年前に、株を冷やして貯蔵する施設を導入して、12月〜5月の長期出荷を行っています。 白く柔らかくするため、もみ殻に埋めて栽培しています。 北魚沼うるい生産組合長の渡辺吉秀さんは、「もみ殻が少しでも付着していると出荷できず、取リ除くのは非常に大変な作業ですが、美味しいうるいを皆さんに届けるため丁寧に作業を行っています」と話してくれました。

栽培中のうるい

渡辺組合長

たらの芽

魚沼市のたらの芽は、他産地のたらの芽と比較すると「身がしまっていて、形のそろいが良い」との評価を頂いています。
近年までは堀之内地区だけで栽培されていましたが、タラノキは同じ畑で何年も栽培されることを嫌うため、親株の栽培範囲が広がりつつあります。

カットしたタラノキの芽出し

ふきのとう

うるい、たらの芽に比べ技術的に取り組みやすく、計画的に収穫ができるため、栽培戸数は多く、品質を一定に保つべく、熱心に研修などを行っています。
農業振興部では、今年度から先輩農業者を講師に迎え、勉強会「ニュー農業塾」を年6回行っています。
受講者からは、「先輩農業者の細かい技術がとても参考になった」、「実作業を見ながら質問することでスムーズに理解ができる」などの好評を得ています。

二ュー農業塾

ふきの掘り取り

山菜と言えば、天ぷらが絶品ですが、うるいは汁物の具や漬物にぴったり。ふきのとうはふき味噌に、たらの芽はバターしょうゆ炒めにしても美昧しく食べられます。
山菜3品目は、魚沼市内の直売所では12月頃から販売されます。農家の皆さんが丹精込めて作った山菜を味わってください。
魚沼地域振興局では山菜3品目の生産拡大を通じて、豪雪地域での園芸拡大と担い手の安定した経営を目指し、技術支援や市場調査などの支援を行っていきます。

うるいの花

【問い合わせ】 魚沼地域振興局農業振興部企画振興課
TEL:025-792-1309
FAX:025-792-7132

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