地域振興局からのお知らせ
上越地域版

発酵のまち上越

なぜ上越は発酵まち?

 上越地域は自然豊かで地域資源が豊富なことに加え、夏は高温多湿、冬は低温多湿という「発酵」に適した気候風土にあります。そのため、清酒、ワイン、味噌、漬物など数多くの発酵食品が作られ、地域の生活に溶け込んでいます。
 そんな上越は「発酵のまち」といわれますが、そこには発酵・醸造に関わりの深い偉人を輩出してきたことも関係しています。

発酵文化の礎を築いた偉人

川上 善兵衛(かわかみ ぜんべえ)
~日本のワインぶどうの父~

川上 善兵衛
(提供:(株)岩の原葡萄園)

1868年、現在の上越市大字北方に生まれた川上善兵衛は、水害や冷害に悩まされている地元の農村の生活を豊かにしたいという思いから、1890年に葡萄園を開園しました。
 日本の風土に合い、良質のワインを生み出すぶどうの品種開発や、雪室を利用し、ワインの低温発酵・低温貯蔵に取り組むなど、ワイン造りの普及に貢献しました。

坂口 謹一郎(さかぐち きんいちろう) 
~応用微生物学の世界的権威~

坂口 謹一郎
(撮影:霜鳥一三 提供:上越市)

 1897年、現在の上越市東本町に生まれた坂口謹一郎は、応用微生物学の世界的権威の一人で、発酵学・醸造学の研究を行い日本酒についての名著を数多く残すなど、「酒博士」としても知られています。
 地元の杜氏が持ち寄った新酒の味を確かめ、技能指導を行うなど、ふるさと上越の人と地域をこよなく愛した方でもありました。

発酵のまちの新名物「雪むろ酒かすラーメン」

 「雪むろ酒かすラーメン」は、2020年東京五輪に向け、地域一丸となって上越ならではの名物を作り上げていこうという取組から誕生しました。ポイントは上越産の酒かすと雪室で貯蔵した食材を使用すること。まさに、雪国と発酵のまちの食文化を体現したラーメンになっています。
 今年の2月から上越市内14店舗で始まり、ひと月で1,000杯以上提供する店舗もあるほどの大好評ぶり。上越の新たな名物として、県内外からも注目が集まっています。今冬からは提供店舗の増加やメニューのブラッシュアップも計画しており、今後も目が離せません。

「雪むろ酒かすラーメン」を「ご当地ラーメン」に

麺屋 あごすけ
社長 月岡 二幸(つきおか かずゆき)さん

■なぜ「酒かす」を使うことに?
 ラーメンとの相性が良くて、栄養価も高く、「発酵のまち」である上越のご当地ラーメンにはピッタリだということで使用することになりました。

■工夫したところは?
 店によって、酒かすをスープに使ったり粉にして麺に練りこむなど、独自で工夫しています。また、上越らしさを出すために、雪室に貯蔵した食材や発酵食品なども使用しています。

■どんな人に食べてもらいたい?
 まずは地元上越の皆さんに召し上がっていただきたいですが、特に、酒かすにあまりなじみのない若者世代に味わっていただきたいです。
 酒かすの美味しさや魅力だけでなく、郷土の良さを知っていただきたいと思っています。

■読者へメッセージをどうぞ!
 自信を持って提供する雪むろ酒かすラーメンを、ぜひご賞味ください!みんなで雪むろ酒かすラーメンを上越の名物に育てていきましょう!

写真は昨シーズンのラーメンです。

※提供店舗の情報については、上越ものづくり振興センターのHPをご覧ください。

【問い合わせ】
上越ものづくり振興センター
TEL:025-522-2666

<<地域振興局 上越地域版トップへ

▲ページTOPへ