地域振興局からのお知らせ
長岡地域版

市街地を水害から守る 柿川放水路(かきがわほうすいろ)が完成

長岡市の中心市街地を流れる柿川は、これまで数年おきに氾濫(はんらん)し、周辺地域は甚大な浸水被害に見舞われてきました。その対策として、平成24年から柿川放水路を整備してきました。この3月に完成を迎え、今後は浸水被害を大きく減らせるようになります。今回は、この柿川放水路について、建設に携わった技術者の声と一緒にご紹介します。

工事中の様子です

H23.7新潟・福島豪雨 881戸が浸水、うち147戸は床上浸水

水色の範囲が浸水。放水路整備の契機となりました。

平成23年7月 大手大橋通りの様子

柿川放水路のしくみ

柿川と太田川を結ぶ全長約1.4kmの人工の川で、道路などの地下を通っています。柿川周辺は市街地で、川を十分に広げることができません。そこで、足りない分は放水路を作って流すことにしました。

このようなコンクリート製の管が道路の下に埋まっていて、川の役目を果たしています!

分岐点の様子。柿川の水位があがると、放水路に水が流れ込み、太田川へ放流される仕組みです。

若手技術者の声

(株)大石組 郷 直人(ごう なおと)さん

1984年生まれ 獅子座
長岡市出身

■市街地での難しい工事

私は、大石組を含む共同企業体の一員として、平成26年に行われた放水路本体工事に携わりました。
工事現場は、市街地の真ん中で、周りには住宅や商店街、通学路もありました。大きな建設機械で穴を掘る工事だったので、住民の皆さんの不安も大きかったと思います。安全に気を配るのはもちろんですが、現場見学会を開くなど積極的に情報提供をしていくなかで住民の方の理解が得られたと感じます。
また、交通量も多かったため、迂回路看板が自動車を運転している人に伝わっているのか、第三者の目線で見ることを心がけました。自分で車を運転して看板の見え方を確かめることもしました。

■完成にあたっての思い

設工事は、現場の条件や天候など様々な制約の中で、安全でよいものをつくらなければならず大変ですが、最後は形に残るやりがいのある仕事です。昨年夏の大雨の時、暫定運用していた放水路に一時的に水をため込み、水位の上昇を防いだと聞きました。早速効果が発揮され、うれしく思いました。
完成にあたり、工事にご協力いただいた住民の方々をはじめ、関係者の皆様に深く感謝いたします

【問い合わせ】長岡地域振興局地域整備部 治水課
TEL:0258-38-2628

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