地域振興局からのお知らせ
十日町地域版

妻有の郷で活躍する若者たち

若者の都会進出が進み、担い手不足がささやかれる中、私たちの妻有地域を支え、地域の活性化に貢献している若者たちを紹介します。

大庭(おおば) ひとみさん(左)
藤村 真美子(ふじむら まみこ)さん(右)

清津峡地区の地域おこし協力隊として活動した後、2019年4月からキッチンカー「チャドカン」を開業。チャドカンとは、バングラデシュで使われているベンガル語で‘茶店’という意味。

キッチンカー「チャドカン」を始めたきっかけは?

2人は別々の時期ではありますが、十日町市に移住し、清津峡地区の地域おこし協力隊として活動を続けるうちに、妻有地域が大好きになりました。そのため、地域おこし協力隊の任期終了後もこの地域に留まり、何らかの形で地域の活性化に繋がることができないかと考えていました。
そうした中、かつて私(藤村)がバングラデシュで青年海外協力隊の活動をしていた際にバングラデシュカレーの作り方を学び、それを清津峡地区の方々に振る舞ったところ好評だったことから、キッチンカーでカレー屋を始めたいと思い、私(藤村)から大庭さんに一緒にやりませんかと誘ったのがきっかけです。

販売しているカレーの特徴は?

バングラデシュカレーは、日本のカレーと比べて汁気が少なめで、スパイスが効いており、レモンを絞って食べるのが特徴です。また、カレーを作るにあたり、地元のお米と野菜を使うことにもこだわっていますので、食べていただく際には地元食材の美味しさを新しい形で味わってほしいと思っています。
販売しているカレーは、季節の野菜カレー、チキンカレー、両方を合わせた二種盛りカレーの3種類です。飲み物はコーヒーとチャイを販売しています。

二種盛りカレーとチャイ

「チャドカン」を出店している場所は?

清津峡渓谷トンネルやセブンイレブン越後田沢店、十日町地域振興局、十日町市役所、津南森林組合などで定期的に出店するとともに、地域でイベントが行われる際にも出店しています。出店場所の情報はフェイスブックで掲載していますので、皆様のお越しをお待ちしております。

やりがいを感じる点は?

キッチンカーの中でカレーの仕込みや洗い物ができず手間がかかること、荷物の積み下ろしが多いことなど苦労している点もありますが、お客様から美味しいと言ってもらった時や、想像以上にカレーが売れた時はやりがいを感じます。

どのようなところに妻有地域の魅力を感じるか?また、今後の目標は?

厳しい自然環境の中でも、人々が協力し合いながらたくましく生活していること、そして、人と人との交流が盛んなところに都会にはない妻有地域の魅力を感じます。私達も「チャドカン」の出店にあたり、この地域の皆さんから多くの応援やご協力をいただきました。
キッチンカーはいろいろな場所で出店できるというメリットがあるため、新しい出会いや発見も多いと思います。微力ではありますが、この地域の皆さんに私達のカレーを食べていただき、多くの方々と交流を図りながら、地域の活性化に貢献できればと考えています。とりわけ、清津峡の魅力を知ってもらえれば嬉しい限りです。

販売時の様子

キッチンカー「チャドカン」

佐藤 誠(さとう まこと)さん

十日町市で80年以上の歴史を持つ着物メーカー「株式会社 青柳」に入社。入社7年目を迎え、職人として数々の着物づくりに携わっている。
十日町市出身。

(株)青柳に入社したきっかけは?

転職を考えていた際、当社が着物づくり未経験の若者も積極的に受け入れていることを知り、また、父親が以前に別の着物メーカーで働いていたこともあって、ぜひ着物づくりに携わりたいと思ったことが入社を決めたきっかけです。現在、当社には私以外にも多くの若者がいます。

(株)青柳の着物づくりの特徴は?

着物ができあがるまでに、「織り」「染め」「絞り」「友禅(ゆうぜん)」「刺繍・箔(ししゅう・はく)」にいたる全ての工程を一貫して自社工房で行っている点は、京都など他の産地にはない特徴です。これにより、当社では染めの高度な複合加工を行うことができます。
また、より美しい着物をつくるために、創作の伝統技術を守りつつ、新しい技法を積極的に取り入れている点も当社の着物づくりにおける魅力だと思います。

どのような仕事をしているの?

様々な工程の職人が連携、協力し合い、着物はできあがります。その中で私は「型付(かたづけ)」という仕事を担っています。白生地を板に張り、意匠(いしょう)を染色していく作業です。数百枚の型紙を用い、ヘラという道具で色を付けていきます。1色ずつ重ねていくため、少しずつ模様が現れてくる様子を実感することができ、とても面白い仕事だと思っています。

型付をしている様子

今後の夢や目標は?

着物の産地は京都というイメージがあるかと思いますが、十日町も大きな産地で、独創的で魅力溢れる着物が創出されています。これからは「着物 =(イコール) 十日町」というイメージを多くの方々から持っていただけるよう、その一翼を担うべく技術を磨いていきたいと思います。

創作に携わった着物

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