地域振興局からのお知らせ
長岡地域版

この里に吹く新しい風

自分らしくいられる場所を見つけ、思い描く未来に向かって進む若者を紹介します。

釣り人や旅人の集まる場所に

中田 孝信(なかた たかのぶ)さん
1991年生まれ 埼玉県出身
出雲崎町に移住し、平成30年8月から出雲崎町初の民泊宿「ギルドハウスのぶ」を始める。船舶免許1級を持ち、現在は釣り船にお客さんを乗せることが目標。

幼い頃から釣りをしに新潟へ

父が大の釣り好きで、幼い頃からよく海へ行きました。日本海は、冬は荒れますが、夏は穏やかで、気持ちよく釣りのできるところでした。その中でも魚が多く釣れて楽しかったのが新潟の海です。大学卒業後は会社勤めをしていましたが、自分は組織で働くことに向いていないと感じていました。そんなとき、釣り好きの父から「釣り船を持ってお客さんを乗せることに興味はないか?」と聞かれ、大学時代に船舶免許を取得していたこともあり、やってみようと決心しました。

出雲崎町初の民泊開始

釣り船を持つ前に、新潟で移住先を探しました。県外からお客さんを呼びたかったので、民泊の運営もセットで考えていました。関東圏から近い海辺を探したところ、出雲崎町を見つけ、ここに決めました。宿の名前にある「ギルド」には同業者組合という意味があり、釣り好き、旅行好きの方が集まる場所にしたいという意味が込められています。民泊のいいところは、少人数対応ができることや、お客さんが自由に時間を使えることです。また、国内外のボードゲームをたくさん揃えているところも宿の売りの一つです。

「ギルドハウスのぶ」の看板

釣り船を持ってお客さんを乗せたい

民泊の次に実現したいのが釣り船を持つこと。町の漁師さんから指導していただいて漁協組合員になることもできました。船を持てたらお客さんを乗せて佐渡で釣りをしたり、柏崎花火を船の上から観たりと夢はどんどん膨らみます。 船は中古を購入予定ですが、今の宿泊者数では資金調達が難しいのが現状です。クラウドファンディングで募ることも視野に、実現に向けて動いています。

宿から見える日本海と灯台

れんこん畑で修行中

中嶋 果菜(なかじま かな)さん
1993年生まれ 長岡市出身
会社勤務を経て、平成31年4月から大口れんこんの生産農家(長岡市)に就業。将来の夢は、夫と実家の農業を継ぎ、専業農家になること。2児の母でもある。

やっぱり農業がやりたい

実家が稲作兼業農家だったので、農業は小さい頃から身近でした。私は三姉妹の末っ子で、親からも家を継ぐように言われていたわけではありませんが、自然な流れで長岡農業高校から新潟県農業大学校に進みました。卒業後は、農業と関係のない営業や接客の仕事に就きましたが、うまくできない自分に悩んでいました。そんなとき、学生時代の仲間が生き生きと農業をしている姿を見て、やっぱり農業をやりたいと思いました。

米だけでなく、れんこんも

学生時代の同級生だった夫と結婚し、夫婦で私の実家に入りました。夫と将来について話し合う中で、「将来は農業を継ぎたい。稲作に加えて、自分たちが住む長岡市中之島地域の特産品、大口れんこんも作れないだろうか」という話になりました。大口れんこんは、昔から受け継がれてきた栽培に適した土地で生産されていますが、後継者不足の問題を抱えていました。私は栽培技術を覚えたいと思い、「大口れんこん生産組合」で体験研修をさせてもらいました。生産組合では外部からの就農希望者を積極的に受け入れています。

出荷作業中 冬が繁忙期

農業のいいところを伝えたい

体験研修後、4月から生産組合に所属する鈴木肇さんのお宅に勤めています。3年くらいかけて技術を身に付け、れんこん畑を借りて独り立ちしたいです。
一般的に、農業にはきついというイメージがあるのではないかと感じます。でも、作物の生長に心が躍ったり、季節の移り変わりをダイレクトに感じられたり素敵なところがたくさんあります。私は幼い2人の子育て中なので、今はフルタイムではなく無理せず働いています。農業と子育てを両立する働き方も体現して伝えながら、農業のイメージを変えていけたらいいですね。

就業先の鈴木肇さんのお母さんと

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