地域振興局からのお知らせ
上越地域版

人々の生活を守ってきた! 助け合いの心が生んだ
雁木(がんぎ)通りの魅力に迫る!

雪深い地方の知恵

上越市高田地区は徳川家康の六男松平忠輝の築城により開けた城下町で、商業活動が盛んなまちでした。
一方で日本有数の豪雪地帯でもあったため、軒を連ねる町家に誰もが通れる生活通路を確保することで、町人の商業活動を守ろうと、江戸時代初期に「雁木通り」が形成されました。
この「雁木通り」は、公道のアーケードとは異なり人々が私有地を提供し合っているところが特徴で、雨よけや歩道としての役割なども担っています。

日本一の長さを誇る、雁木のまちなみ

高田地区に現存する雁木の総延長は約13km(平成29年新潟大学黒野研究室調べ)に及び、日本一の長さを誇ります。
今でも歴史ある雁木の景観が数多く残り、雪国の助け合いの精神のシンボルとして、独自の都市景観を形成しています。
しかし、現在雁木は減少傾向にあります。一度失われると元に戻すことは難しいため、雁木の良さを知り、まちの人々の思いと共に守っていくことが大切です。

雁木小話1

雁木は個人の所有であるため、ひとつひとつが異なります。ベンチや鉢植えが置いてある所もあり、各家の個性を感じられるところも魅力のひとつです。

雁木小話2

雁木はアーケードに比べ、低い高さに作られています。そこに燕が巣を作ると、雛が育つ様子を見守ることができ、住む人や通る人たちをほっこりさせてくれます。

雁木・町家の保存や活用のために活動している団体にお話をお聞きしました

越後高田 雁木ねっとわーく

会長 高野 恒男(たかの つねお)さん

雁木がだんだんと失われていく危機感から設立を決意しました。町内会を通じた雁木を保存していくための活動や「風鈴街道」「写真コンテスト」などの雁木の魅力を伝えていくための活動を行っています。
雁木の良さを知ってもらい、古き良き景観と雁木に込められた人々の思いを守っていくことを目的に活動しています。

●雁木は、家をつなぎ、人をつなぐ

雁木は一人一人の敷地を提供し合って、誰もが通れる空間をかたち作ります。助け合い・譲り合い・お互い様の精神、人と人とをつなぐ、おもてなしの心(=雁木力)が具現化して今なお残るものが高田の雁木です。雁木のなかを実際に歩くことでその良さを感じることができます。当たり前のなかに実は素晴らしいものがあるということに気づき、雁木に愛着や誇りを持ってほしいです。

イベント案内

「写真コンテスト~撮って発見!雁木の魅力~」
作品を募集しています!
自分なりの雁木を撮影し、応募してみましょう!
※応募締切は2月20日(木)

※申し込み方法など詳細はHPでご確認ください。

【問い合わせ】越後高田雁木ねっとわーく
TEL:025-522-1946

あわゆき組

雁木や町家など、まちの良さを素敵だと思う人が集まり、これらを活用するために活動を始めました。春は1日限定の甘味処「あわゆき亭」、夏には絵本の読み語り、冬は「あわゆき道中」を開催しています。
高田のまちの特徴や魅力を、自分たちが楽しみながら発信し、未来につなげていくことを目的に活動しています。

共同代表 中川 泉(なかがわ いずみ)さん・小川 菜々(おがわ なな)さん

●高田のまちの魅力を次の世代へ伝えたい

 高田には昔から残る素敵なものが沢山あります。しかし、その良さに気が付かなければ失われてしまいます。雁木や町家からはまちの歴史が見えてきます。歴史が分かると、まちがより一層愛おしくなります。あわゆき組の活動をきっかけに、まちを歩き、昔ながらの高田の暮らしの良さを感じてもらえたら嬉しいです。雁木と町家と着物、そして高田のまちが好きな人は、ぜひ一緒に活動しましょう!

イベント案内

「あわゆき道中」
雁木や町家が残る高田の町並みを、
昔ながらの防寒具「角巻」や「とんび」を着て
散策してみませんか?
※2月9日(日)実施予定、定員20名程度、要事前申し込み

※申し込み方法など詳細はHPでご確認ください。

【問い合わせ】あわゆき組
TEL:025-522-3400(事務局 小川)

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