地域振興局からのお知らせ
上越地域版

"雪室"を上越地域の魅力へ

雪国に伝わる「天然の冷蔵庫」

雪室とは、雪の貯蔵庫のことで雪国特有の文化です。上越地域では冬に降り積もった雪に藁をかぶせて雪室を作り、雪を夏まで保存していました。また、魚や野菜などの食材を雪室に入れることで、冷蔵庫がなくても長期間保存できました。
時代の流れとともに昔ながらの雪室は姿を消しましたが、形や役割を変えながら、今でも上越地域で雪室が活用されています。現代の雪室は、気密性があり、衛生的な設備となっています。
雪室は食品の貯蔵・熟成のほか、冷房にも利用され、環境に優しいクリーンエネルギーとしても期待されています。

かつての雪室を復元している様子

安塚区和田の雪室(外観)

安塚区信濃坂の雪室(内観)

雪室で食材に変化!

雪室の内部は温度0~3度、湿度90%以上に、ほぼ一定に保たれます。そのため、乾燥しにくく、鮮度保持や低温熟成の効果があります。
例えば、根菜類などは、寒さから身を守るためにデンプンを糖に変化させる「低温糖化」という現象が起こるため、糖度が高くなります。肉などに含まれるタンパク質は、うま味成分であるアミノ酸に変化します。

雪室の魅力を発信!

「雪室推進プロジェクト」は雪室商品や雪室食材を特産品に成長させ、雪室や上越地域の魅力を県内外のイベントで発信しています。
上越地域の食品メーカーや飲食店など約50団体が参加しています。

雪室を上越地域全体へ

雪室推進プロジェクト
代表 松木 成徹(まつき よしゆき)さん

雪室推進プロジェクトは、「雪室食材を食べられる場所=上越」という認識を県内外に広め、上越地域に多くの人が訪れるきっかけ作りをしています。
また、雪室文化が、雪室のある安塚などだけではなく、上越地域全体の特色という考えを上越市、妙高市の人に広めていくことも重要だと考えています。雪室食材が味わえる「雪室グルメフェア」などで、雪室の魅力を実感していただき、この地域を一緒に盛り上げたいです。

~雪の恵みを味わう1ヶ月~

雪室で貯蔵した食材を使った特別メニューを参加する各店舗が提供します。雪室グルメフェアだけの限定メニューもあります。
グルメフェアのスタートにあわせて、昨秋の「越後・謙信SAKEまつり2018」で限定販売された「雪むろ酒かすラーメン」の通年提供も始まります。

雪むろ酒かすラーメン(中国料理 王華飯店)

期間・・・2月2日(土)~2月28日(木)
参加店・・・上越市内の飲食店など43店舗

【問い合わせ】雪室推進プロジェクト事務局((公財)雪だるま財団内)
TEL:025-592-3988
HP:http://yukimuro.jp/

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