地域振興局からのお知らせ
佐渡地域版

佐渡の港~歴史と今をたどる

海に囲まれた佐渡には多くの港があります。今年1月1日に開港150周年を迎えた両津港を始め、長い歴史の中で、島の玄関口として、暮らしや産業を支えてきました。また、訪れる人をもてなし、住む人が集う"賑わいの場"ともなる港。そんな港の魅力を更に高め、活用していこうとする取組が進められています。
佐渡の港の昨日、今日に出会い、明日につながる賑わいを楽しみに、足を運んでみませんか?

開港150周年!! 両津港の歴史~郷土史研究家 渡辺和弘さんに伺いました~

渡辺 和弘さん(両津)

冬こそ賑わう"山茶花の港"

両津港は北西風を大佐渡山脈によって遮ることができるので、江戸の昔から冬期でも出入りできる天然の良港でした。厳冬期に美しい花を咲かせる山茶花にちなみ、山茶花港とも言われ、むしろ冬こそ賑わいを増す港でした。明治元年、安政の五カ国条約により、新潟港が五つの開港場の一つとして指定されましたが、河口港で特に北西の季節風に弱く、両津の夷港が補助港として位置づけられました。翌年には税関業務を行う「新潟運上所両津出張所」が設置されています。

日本初、鉄製の蒸気船と灯台

史跡 夷港税関跡

冬期間荒海を木造船で航行するのは危険なため、新潟-夷間に鉄製蒸気船を備え付けて、貨物を運送することを英国公使と取り決めました。そのための日本初の鉄製蒸気船「新潟丸」が明治4年に正覚寺の裏(加茂湖畔)で建造されたのです。相川北沢の製鉱所の溶鉱炉で精錬された鉄材を木製の骨組みに張り合わせて作りました。
湾に安全に入るには灯台が重要ですが、明治28年には日本初の鉄造灯台が姫崎に設置されました。今も現役で、世界の灯台100選に選ばれています。

"開港七港"を祝う七夕祭り

日本最初の鉄製蒸気船 新潟丸(※)

明治31年には従来の五港に大阪と夷が加わり七港が開港場となりました。それを祝賀したことが両津七夕祭りの始まりとされています。

(※)新潟県立図書館蔵「開港以降入進外国舩及西洋形日本舩略図』より転載

港をオアシスに!! 賑わいを地域に活かす~みなとオアシス佐渡両津運営協議会長 齋藤勉さんに伺いました~

齋藤 勉さん(両津)

市民参加の"みなとまちづくり"

市民や地域交流の拠点として栄えてきた「みなと」を、地域の魅力づくりに活かすため、市民参加型の「みなとまちづくり」を推進し、港の「賑わい」を創出する活動を行っています。国土交通省から「みなとオアシス」の認定を受けたあいぽーと佐渡、おんでこドーム、佐渡汽船ターミナルの三施設で四季折々のイベントを開催してきました。

この秋、Sea級グルメ全国大会開催

2018 Sea級グルメ佐渡大会

3月上旬にはオアシス2019春 郷土芸能祭(おんでこドーム)、10月19・20日にはSea級グルメ全国大会(おんでこドーム)が予定されています。
これからも佐渡を元気にするため、様々な団体と連携して「みなと」を賑やかにしてゆきたいと思います。

おもてなしと賑わいの港づくり

小木港クルーズ船岸壁工事完成予定図

県では、重要港湾の両津港、小木港、地方港湾の赤泊港、二見港を管理しており、両津港・小木港合わせて年間約150万人が利用し、約300万tの貨物が運ばれています。安全・円滑に機能することはもとより、観光客を暖かく迎え、住む人も楽しめる、おもてなしや賑わいの空間づくりを心掛けて整備を進めています。

大型クルーズ船に対応、Wi-Fiやトイレも快適に

小木港は従来5千トン級までの船しか接岸できませんでしたが、係留施設の増設工事を行っており、この春には2万6千トン級のクルーズ船(日本丸など)が接岸可能になります。両津港は大型船が港内に入れないため、通船で運ぶ乗客がスムーズに上陸できるよう、岸壁を一部切り下げる工事を行っています。
小木港の上陸地点にWi-Fiスポットを整備したほか、両津港・小木港のトイレの洋式化も進めており、外国人観光客にも快適に利用していただく環境を整えていきます。

港カード両津港

両津港と小木港の「港カード」を作成しました。地域整備部港湾空港庁舎(佐渡島開発総合センター2階)で配布中。

【問い合わせ】佐渡地域振興局地域整備部
TEL:0259-27-3311

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