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さかなクンが錦鯉の魅力と未来を全力レポート!

ギョギョ、錦鯉ってすギョい!さかなクンが錦鯉の故郷を訪ねる

5月5日に錦鯉が「県の鑑賞魚」に指定されました。
※一般的には「観賞魚」と表記しますが、錦鯉が美術的な価値があるという意味を含め、あえて「鑑賞」の文字を使用しています。

2017年5月5日に「県の鑑賞魚」に指定された錦鯉。実は今、世界では錦鯉ブームが。
その魅力に、新潟おさかな大使のさかなクンが迫ります。

「当社は10品種を育てています」と間野太さん。「美しい~」と見入るさかなクン(大日養鯉場)

「 輸出ではダントツの人気の丹頂です」。この後、さかなクンは特別にこの錦鯉の抱き上げに挑戦。

「初めて知ることばかり!! 朝日小学生新聞の記事に書かせていただいてもいいでギョざいますか?」と熱心に取材する姿も。

日に何度も水槽を回って見ているから、肌荒れや充血などのわずかな異常もすぐに分かるという生産者の水嶋隆裕さん。

意外と知らない「錦鯉」の秘密!

世界約40カ国へ輸出

今、世界では空前の錦鯉ブーム。新潟県からも世界約40カ国へ輸出され、その輸出総額は1年で約18億円。ヨーロッパ、アメリカに加え、最近ではアジアでの人気も上昇中です。色彩の華やかさ、姿の美しさ、そして、穏やかな性質から広く愛されているのです。

新潟には「一番」が3つ

全日本錦鯉振興会理事の間野太さんは、二代続く錦鯉生産者でもあります。「小千谷市、長岡市、魚沼市は、錦鯉発祥の地。一番歴史が古く、生産者数と、生産数は日本一多い。この3つの一番は、私たちの誇りです」。新潟県では300軒以上の養鯉業者が、それぞれに得意とする品種を作るので、「ここに来れば多くの品種が一度に見られる」と外国人バイヤーに評判なのだそうです。

約100種類の華やかさ

江戸時代に突然変異で誕生した、最初の錦鯉の模様は紅白と言われています。そこから探究心と粘り強さ、雪国の文化や環境で、約100種類にまで多様化。「今も改良や新品種の開発は続けています。楽しみにしていてください」と間野さん。

写真提供:新日本教育図書

水嶋隆裕さん(左・2年目)や小針敬之さん(右・10年目)など、活況を呈する養鯉業界には若者が多い。

さかなクンが若い生産者にエール!「愛情と情熱がすギョい!」

 「こんなにいっぱいの錦鯉ちゃんを見たのは初めてですっ」。小千谷市の大日養鯉場の越冬用ハウスを訪れたさかなクン。水槽の一つ一つをのぞき込み、社員に質問をしてはメモを取っていました。小針敬之さんが「他の生産地では1年中屋内のコンクリート池で管理するところもありますが、新潟は山の野池に放ちます。夏は自然の中でのびのびと育てるんですよ」というと、2年目の水嶋隆裕さんが、すかさず「夏の間、毎日いくつもの池を巡って管理するんですよ。思いっきりアウトドアな仕事です」と笑います。「愛情と情熱がい~っぱい込められているから、錦鯉ちゃんたちも優しいお顔をしているのでギョざいますね~♫」と、納得するさかなクン。
 主に品評会出品用の錦鯉を担当する小針さんの目標は「全日本錦鯉品評会の総合優勝。前回は2位だったので」。カナダへの留学経験がある水嶋さんは、錦鯉をさらに世界にアピールすることを目指しています。「ギョギョ、スケールが大きい! これからも日本の宝物の錦鯉ちゃんをよろしくお願い致します」。

錦鯉は伝統が作り上げた「宝」大切に受け継いでください!

錦鯉は愛されるために生まれてきたお魚です。そして、平和の象徴です。県の鑑賞魚として、錦鯉ちゃんたちの魅力をもっと自慢して、もっと発信していきましょう。新潟おさかな大使として、そのお手伝いをしたいと存じます。今日は錦鯉ちゃんを見たり抱いたりでき、詳しいお話も聞けて、すギョく勉強になりました。

Profile/さかなクン
国立大学法人 東京海洋大学
名誉博士・客員准教授

お魚の情報や正しい知識、美味しい食べ方や環境問題、漁業従事者の皆さまとともに明日の漁業を考えて頂くために、全国各地で講演。平成19年9月には中越沖地震をきっかけに、「新潟おさかな大使」に就任。以降、平成20年の全国豊かな海づくり大会への参加など、継続して新潟県の水産振興に多くのサポートをしています。

記念式典が開催されました。

錦鯉が県の鑑賞魚に指定されたことを受け、5月11日に「錦鯉の里」で記念式典が開催されました。式典では、記念碑の除幕式や、新潟県のオーナー鯉の放流などが行われました。

錦鯉のミュージアム「小千谷市錦鯉の里」

屋内の鑑賞池、屋外の日本庭園の池で、15品種200尾の錦鯉が鑑賞でき、餌やり体験もできます。資料展示コーナーもあり、発祥からの歴史や錦鯉の種類について学べます。

住所 / 小千谷市城内1-8-22
電話番号 / 0258-83-2233
営業時間 / 9時~18時
(12 ~2月は17時まで)
定休日 / なし(臨時休館あり)
駐車場 / 70台
料金 / 大人510円、小中
学生300円

お問い合わせ / 水産課
TEL:025-280-5315

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