Pick up voice

女性の笑顔が輝く瞬間を創っていきたい

新潟市でウエディングアイテムのクリエイターとして活躍してきた佐藤かすみさんが、今、新しいステージへ進出。それは、仕事や子育てに忙しい女性がほっと一息ついて、笑顔になれる場面や時間を提案する、パーティーシーンのクリエイター。女性に注目した事業を始めた理由を伺った。

パーティークリエーター 佐藤 かすみさん

Profile / 1979年生まれ。新潟市西蒲区巻地区出身。高校卒業後、東京の体育専門大学に進学しダンスを専攻。プロとして活躍した後、Uターン。クリエイターに転身し、新潟市でウエディングのペーパーアイテム制作、パーティーの演出やデコレーション、プランニング事業を展開。

 4歳からクラシックバレエを始め、高校時代は県の強豪チームであるダンス部で創作ダンスに打ち込み、東京の大学でもダンスを専攻。その後、テーマパークやダンスユニットでダンサーとして活躍していた佐藤さんが、新潟を意識したのは25歳の頃。新潟市には、スタジオを完備した『りゅーとぴあ』が完成しており、高校時代の友人も含めて踊りたいというメンバーもいた。「場と人がそろったんです。東京で経験したことを新潟に持ち帰りたいと思って、U ターンを決めました」。新潟市で、ダンサーとして、さらにインストラクターや振付家としての活動が始まった。

 この時、演出や制作に関わったことで、佐藤さんは、ダンスだけではなく、衣装や背景、小道具、照明、ポスターやチラシまで含め、ひとつの世界観を創り上げる楽しさを体感し、徐々にクリエイターの分野へ活動をシフト。2010年、ウエディングアイテムの制作を行う「フラベ・アン・マリアージュ」を設立した。「世界観を創り上げるのは、ダンスでも、ウエディングでも同じです。その人らしさを形にして見る人に伝えることだから」。10名の女性スタッフとペーパーアイテムなどを制作し、HPで発信。温かくかわいいアイテムは花嫁たちの支持を集め、全国からオーダーが入る。

 そして、2017年6月、ウエディング事業をスタッフたちに託し、佐藤さんは新たなチャレンジをスタート。ウエディングだけではない、幅広いパーティーシーンのプランニングや装飾を手掛ける「fem PRODUCT」を立ち上げたのだ。その目的は、仕事や家事、育児に忙しい女性たちが、少し日常から離れて、笑顔になれる時間を作り出すこと。佐藤さん自身が結婚や出産を経験し、大変さを実感したことも原動力になったという。「30代、40代の女性の集まりや、妊婦さんを祝うベビーシャワーや子どものバースデーパーティーなど、女性が楽しめる空間と機会の提案です」。

 「これからも、その時々の『今』に必要な、すてきなことを形にしていきたい。女性がいきいきと笑顔で過ごせたら、きっと家族も周囲の人も幸せになるから」。佐藤さんの挑戦が動き出している。

■佐藤さんの「fem PRODUCT」

2017年6月立ち上げ。ウエディングだけでなく、「女性の生活に笑顔を」をコンセプトに、パーティーやデコレーションの企画・デザインを幅広く展開。

▲ページTOPへ