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地元だからこそ、仕事にもオフにも思う存分打ち込める

大学で学んだ経済と地方自治の知識を活かして地域に貢献したいと、三条へU ターン。三条信用金庫に就職し、地域の人々や企業の課題の解決に力を尽くす。プライベートではマラソンやデイキャンプで自然を満喫。ワーク・ライフ・バランスの取れたその毎日とは?

三条信用金庫 外山 晴久(とやま はるひさ)さん
Profile / 1989年、三条市生まれ。群馬県・高崎経済大学に進学後、地元にUターンし、地域に根差した信用金庫に就職。融資・営業担当として個人や法人のお客様の相談に応える。趣味はマラソン&アウトドア。

 信濃川と五十嵐川の合流地点に位置し、金属加工などモノづくり産業が盛んな三条市。外山さんは高校までをここで過ごし、群馬県の大学に進学。地元を出て初めて「実は三条は自然が多いこと、人と人の距離が近いこと、何よりも食べ物が旨いこと」を実感し、早くからUターンの意思を固めていた。

 大学での専攻は地方自治。高校2年のときに7・13水害を経験したことから、防災に興味を持ち、「将来は自然災害後の復興に関わりたい」と考えていた。就活の時期を迎え、経済大学のため金融の世界に進む友人が多かったこともあり、「経済を切り口に地域に貢献できる仕事は何だろう」と考え、三条信用金庫に決めた。

 内部事務を3年間経験し、今は渉外を担当。「個人、法人のお客様の元を訪れ、ざっくばらんにお話を伺っています」と外山さんは笑う。お金は生活に密着しているから、暮らしの話を聞くことが基本とのこと。「お話を伺い、お困りごとを突き止めて解決するのが私の役割ですから、じっくりと聞きます」。何げない話の中から、融資相談に繋がることも少なくない。今、担当エリアでも高齢化が進み、個人は相続、法人は事業承継への関心と同時に不安が高まっているという。「どんな問題にも、プラス思考で解決の方法を考え出します。そのためには上司や先輩など社内で連携し、時には信金外の専門家の協力を仰ぐことも」。

 「こうして仕事に打ち込めるのは、プライべートが充実しているから」。外山さんは中・高・大と陸上競技に取り組んできたアスリート。今もランニングを続け、県内のマラソン大会に参加し、そこで知り合った仲間と登山やデイキャンプも楽しんでいる。「わざわざ遠くに出かけなくても、自然を楽しめる場所が多いから、時間にも気持ちにも余裕があって、次は何をしようという意欲もわきます。それは遊びだけじゃなく、仕事もです」。

 目の前の仕事に真剣に取り組み、9年目を迎えた今、「点が面になるように、これまでの一つ一つの結果が結び付いて、大きな成果に繋がってきたと感じています。これから地域全体を盛り上げていけるよう、努めていきたいと思います」。


■外山さんの働く「三条信用金庫」

明治33年(1900年)創業。新潟県内に27本支店を展開。モノづくりで活気ある中小企業の集積地・新潟県央地域を支える信用金庫として地域の発展に寄与。

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